bitterharvest’s diary

A Bitter Harvestは小説の題名。作者は豪州のPeter Yeldham。苦闘の末に勝ちえた偏見からの解放は命との引換になったという悲しい物語

ピーナッツかぼちゃの冷製ポタージュスープ

かぼちゃのポタージュスープの時期がやってきた。この料理がおいしいと感じるようになったのは、オーストラリアにいたころだと思う。戦時中、田舎に疎開していた母は、かぼちゃばかり食べていたせいもあって、かぼちゃは嫌いと言っていた。その影響をうけた…

初秋の北海道:十勝・美瑛・富良野・小樽・札幌

先月の29日から3日間北海道を旅行した。同じ時期に、カリフォルニアの友人の知人夫婦が、北海道旅行をしているのだが、彼らは9日間。そのあとは広島に飛んで東京に向かってくるそうだ。1カ月にも及ぶ日本滞在をしたあと、ハワイでさらに休暇を過ごすと…

横浜ブランド:浜なし

殆どの方になじみがないと思われるのが、今日のデザートで食べた「浜なし」。横浜市の特産なのだが市場に出回っていない。時々立ち寄るJA横浜でたまたま見つけた。なしと言えば、かつては「二十世紀」、最近は「豊水」が有名だが、浜なしは品種名ではない。 …

中世城郭跡:八王子市滝山城

北海道に縄文遺跡を見学に行ったときに、八王子から参加したという人から、滝山城の近くに住んでいて、よく訪れるという話を聴いた。この城は築造された時期については諸説あるようだ。滝山城が戦場となったのは永禄12年(1569)だ。このとき武田信玄は2万の…

家族システムの変遷(III) ケーススタディー:律令制成立期における大伴氏

今年もまた古代の家族システムについて考えてみました。今回は大伴氏の家族システムだ。大伴氏は神話にも登場するような有名な古代の氏族だ。壬申の乱(天智天皇が崩御したあと、皇位継承者となった天智天皇の子大友皇子を、天智天皇の弟大海人皇子(天武天皇)…

北海道・縄文の旅(4日目)

北海道縄文の旅も4日目、そして最終日だ。さすがに4日間も一緒にいると、見ず知らずの人々の集まりであったツアー仲間たちの間でも会話の量が増えてきた。バスの中でも、遺跡で説明を受けているときでも、賑やかになり、軽口の一つもたたくような状況にな…

北海道・縄文の旅(3日目)

北海道縄文の旅も3日目。札幌から函館へと向かう。縄文時代には津軽海洋文化圏の一翼を担った地域で、2年後の世界文化遺産登録を目指して張り切っている。初日のキウス周堤墓群、これから訪ねる北黄金貝塚、明日の大船遺跡と垣ノ島遺跡、それと今回は訪問…

北海道・縄文の旅(2日目)

2日目はパワースポット巡り。積丹半島の付け根にある余市・小樽近くのフゴッペ洞窟、西崎山環状列石、忍路環状列石、手宮洞窟保存館、小樽貴賓館、小樽運河を見学する全行程120Kmの旅だ。1日で移動するのにちょうどよい距離だろう。 8月の初めごろ、カ…

北海道・縄文の旅(1日目)

歴史の勉強を始めてすぐに、北海道の歴史は、本州、特に畿内を中心としたそれとはずいぶん異なる、ということを知った。知っただけでなく興味を持つようにもなった。そのきっかけを与えてくれたのは、ある会合で、北海道の小中学校で副読本として利用されて…

メジナの丸ごとホイル焼き

行きつけのアピタの魚売り場は、切り身魚が主流だが、ときどき丸ごとの魚を売っている。この日(10日)もタイでもないだろうかと物色していると、魚屋さんではあまり見かけないメジナが一匹だけ陳列されていた。料理法は、刺身に始まって煮魚まで、バラエティ…

Maker Faireで「からくり計算器」を見学

長かった梅雨がやっと明けた東京は、これまた異常ともいえる暑い日がずっと続いている。Maker Faire に行きませんかと誘われたのは、曇り空がずっと続いた鬱陶しい梅雨のときだった。暑いころの出かけになると思ったが、これほどの暑さの中とは、不覚にも、…

南信州の飯田市に人形美術館を観に行く

豊川に用事があったので、ちょっと足を延ばして南信州の飯田を訪ねた。豊川から飯田までは、秘境駅で知られている飯田線を利用した。豊川駅の出発は午後6時半。豊川駅には売店もないということなので、豊川稲荷にお参りがてら、近くのお土産屋で、今夜の夕…

トーハクで『三国志』展を観る

早々とトーハクの「三国志」を観に行った。前回の「東寺」は余りにも閉会日に近い時に訪れたために、会場の入り口に入る人であふれかえっていたので、断念せざるをえなかった。今回はその反省もあって、開催日の週に、しかも小雨の降る中を、朝のラッシュが…

新鮮なビーツでボルシチを饗する

散歩のコースを少し外れたところにJA横浜があることは知っていたが、地元の農家の方々が丹精込めて作った野菜を販売していることを知ったのは、春先だった。それ以来ときどき立ち寄っては、珍しい野菜を手に入れて、サラダや炒め物などを作って楽しんだ。一…

小石川後楽園で花菖蒲を愛でる

梅雨の中休み(11日)を利用して、小石川後楽園で花菖蒲を鑑賞した。浮世絵では、小雨の中、番傘を指して、花菖蒲を愛でるのが定番だ。もともとの予定日は前日だったのだが、朝から小雨が降り、天気予報では本降りになる可能性もあるということで、雨の中の…

数学的帰納法によるプログラミングを修得するためにF-代数を攻略する

4. F-代数 今回はあまり聞きなれてはいないと思われるF-代数( F-algebra )について学んでみよう。代数という名が示すとおり、これは、半群、モノイド、群、環などの代数を表現するための重要な役割を担っているが、それにもまして、数学的帰納法による再帰…

武蔵国府・武蔵府中熊野古墳を訪ねる

昨日(5月17日)、武蔵国府があった地を訪れた。クスノキがうっそうと茂る大国魂神社と重なるように、国府跡は存在する。現在の地名は東京都府中市、最寄り駅は南武線の府中本町駅、あるいは、京王線の府中駅だ。国府が設けられたころ、武蔵国で最も勢力の…

モノイドを攻略する

3. モノイドとコモノイド 今回はモノイド(monoid)と、そして、その双対であるコモノイド(comonoid)を説明しよう。モノイドという用語を使うと難解だと感じる読者も多いことだろうが、小学校以来学んできた足し算や掛け算などの多くの二項演算に関するもの…

相模国の古墳遺跡(秋葉山古墳群)を訪れる

数年前にとある講演会で、南関東は古墳の過疎地だ、という話を聴いたことがある。確かに全長が100メートルを超えるような大規模な古墳はほとんど存在しないが、小規模な古墳はあちらこちらに点在している。多摩川沿いの東京側には荏原台古墳群と呼ばれる…

日本100名城の八王子城跡を訪ねる

八王子に立派なお城の跡があるという話を、発掘調査と整備に関わった方から教えて頂いた。年初に大分県の岡城を訪問し、戦国時代の山城に興味を抱いていたので、是非訪問したいと思っていた。しかし春先で気候が不安定なため、なかなかその日が巡ってこなか…

鎌倉歴史文化交流館と扇ガ谷の寺々を訪ねる

「鎌倉Disaster 災害と復興」という企画展の招待券を頂いたので、その会場である鎌倉歴史文化交流館と近辺の寺々を2月16日(土)に訪ねた。所在地は鎌倉の扇ガ谷(おうぎがやつ)だ。扇ガ谷という地名からは室町時代の扇谷上杉家を思い出す。そこの家宰の太田…

冬の「よこはま動物園ズーラシア」を見学する

冬の動物園を訪れてみたいと思う人はそれほど多くないだろう。木枯らしが吹く中を、何時間も歩いて回るのはモノ好きの部類に属すだろう。動物たちも、暑い地域出身が多いだろうから、屋外で観客を迎えるよりも、室内で暖を取りながら休んでいる方が快適に違…

コモナドを攻略する

2.コモナド 今回の記事はコモナド(余モンドとも言われる)だ。モナドはあちらこちらで出会うことが多いが、コモナドについての説明はそれほど多くない。今回の記事でも示すが、実はコモナドの概念はとても面白く、現実の世界の中でこれはコモナドではと思う…

北部九州を旅行する(4日目午後)-大宰府から鴻臚館へ

筑紫君磐井の岩戸山古墳を見学したあとの午後も、福岡県の歴史的な遺産を訪ねた。最初の目的地は、古代においては九州の中心地であった大宰府だ。岩戸山古墳からバスで久留米に戻ったが、さらに久留米駅から西鉄の電車を利用して大宰府に行くためには、西鉄…

北部九州を旅行する(4日目午前)ー筑紫君磐井の遺跡を訪ねる

北部九州の旅行を始めてから4日目、最終日だ。夜7時の飛行機で東京に戻ることにしているので、見学の時間はたっぷりだ。前日、吉野ケ里遺跡を見学しているときに、北部九州の古代国家について、ボランティアガイドの人と意見の食い違いはあったが、楽しく談…

北部九州を旅行する(3日目)ー吉野ケ里歴史公園を訪れる

三日目は吉野ケ里遺跡だ。日本史を勉強し始めてから、弥生時代の最大集落であるこの遺跡を訪ねてみたいと思っていた。また、卑弥呼の邪馬台国だったと信じている人もいるので、確認してみたいとも考えていた。由布院温泉から吉野ケ里遺跡までは列車だ。由布…

北部九州を旅行する(2日目)ー臼杵の街を訪れる

二日目からは勝手気ままな一人旅だ。レンタカーを利用しようかとも思ったが、移動時間よりも見学時間の方がずっと多そうなので、移動には公共の交通機関を用いることにした。その方が、地元の人たちと触れ合う機会も増えて楽しめるだろうとも考えた。この日…

北部九州を旅行する(1日目)ー久住高原をドライブする

北部九州は縄文時代から奈良時代にかけての歴史の宝庫だ。吉野ケ里遺跡が発見されたころは卑弥呼がいた邪馬台国ではと騒がれたこともあった。日本史を勉強し始めてから、一度は訪れて、現場を確認してみようと思っていた。幸いにも大分の知人から誘いを受け…

モナドを攻略する

1.モナド クリスマスパーティーは大きくなった孫たちが集まりとても賑やかだった。今年は、ターキーを2羽焼いた。例によって、ブライン液につけ、ジューシーな味を楽しんだ。今年のターキー。焦げ具合が違うのは、250度で10分焼いた後、左側を170度、右を1…

クリスマスに、アップルクランブルタルト

駅前の街頭で、歳末に向けてのイルミネーションの準備が始まると、世の中が気ぜわしくなる。以前よりは格段に回数は減ったものの、忘年会の誘いもやはりやってくる。恒例になっているクリスマス料理の準備もそろそろ始めないといけないが、今年は新作をと思…