bitterharvest’s diary

A Bitter Harvestは小説の題名。作者は豪州のPeter Yeldham。苦闘の末に勝ちえた偏見からの解放は命との引換になったという悲しい物語

2014-12-09から1日間の記事一覧

Haskell ドリル5 数のリスト

1.概略 リストはHaskellでは重要な概念である。これまでに数列を学んできたが数列もリストの一つである。1から5までの整数の数列を[1..5]で表したが、これは、1:2:3:4:5:[ ]とも表すことができし、[1,2,3,4,5]とも表すことができる。ここで[ ]は空リストを…

Haskell ドリル4 内包表記

1.概略 集合では10以下の整数全体の集合を { x | x Haskellにおいても、内包表記において同様の記述を許している。例えば、1から100までの整数の中から偶数の集合は、内包表記を用いると、 [ x | x 2.例題 問題:1から100までの整数の中から3でも5でも割…

Haskell ドリル3 数列

1.概略 数列はいろいろな場面ででてくる。自然数の数列、偶数の数列、3の倍数の数列などその時々の用途に応じて必要になる。Haskellでは数列は簡単に扱える。例えば、1から10までの数列であれば、[1..10]とすればよい。一般に、開始の整数をaとし、終了の…

Haskell ドリル2 関数

1.概略 前回の記事では、変数に数を与えて計算していたが、同じものを扱うときでも、いちいち、変数に数を与えて計算するのでは面倒くさい。そこで、ここでは、Haskellの一つの特徴である関数を利用し、関数の変数に値を与えれば、計算をしてくれるように…

Haskell ドリル1 四則演算

1.概略 小学校の頃、ドリルで算数や国語を学んだ人は多いと思う。新しい分野を学ぶとき、その考え方を身に付けるまで、同じような繰り返し作業を行う必要がある。ここでも、Haskellを学ぼうとする人のために、ドリル形式で、Haskellの基本を学んでもらう。…