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bitterharvest’s diary

A Bitter Harvestは小説の題名。作者は豪州のPeter Yeldham。苦闘の末に勝ちえた偏見からの解放は命との引換になったという悲しい物語

サラダたまねぎとトマトと生ハムのマリネ+ラム・ステーキ

桜の時期が過ぎたころの楽しみは、水俣から届くサラダたまねぎである。この地がサラダたまねぎの発祥の場所なのだが、すがすがしさを感じるこの時期、瑞々しい味を伝えてくれるのが水俣からのサラダ玉ねぎである。

日本の産業が高度に成長した時期、水俣はその犠牲になった地でもある。水俣病として知られている水銀中毒で多くの被害者を出した。これを教訓にして、水俣は環境にいいものづくりを推進しており、この運動に共感している知人が、毎年、サラダたまねぎを届けてくれる。大変ありがたいことで、とても間接的ではあるが、水俣の環境づくりに協力できていることを喜んでいる。

水俣病を起こした企業は新日本窒素だが、この企業が原因であるということが分かる前の一時期に、この企業から実はかなりの恩恵を受けた。高校三年生の夏休みに同級生とともにテニスに打ち込んだのだが、彼の親がこの会社の役員だったので、等々力渓谷にあったこの会社の施設を夏休み中使わせてもらった。今から考えるとかなり贅沢なことをしていたのだが、僕と同級生、それに時々加わる別のクラスメートとともに、テニスに励んだ。

水俣病の原因がはっきりするまで、新日本窒素はいい会社だと思っていたのが、それが裏切られたときは、とても複雑であった。彼の父親にも何度かあったことがある。彼の家に行くと、外務省の官僚たちが彼の父を慕って訪れていて、そこで聞く話は新しいことばかりでわくわくした。水俣病との関係を知った後でも、そのような会社の役員だったということはなかなか信じられなかった。

このようなこともあって、水俣が早く復興してくれればよいと思うようになっていた。数年前から、水俣の再生を支援している知人からサラダたまねぎが送られるようになり、水俣がこのように環境づくりに取り組んでいることにとても感激している。

さて、今日はそのサラダたまねぎを生かした料理を試みることにした。

1.サラダたまねぎとトマトと生ハムのマリネ

水俣のサラダたまねぎは、とても瑞々しく、玉ねぎ独特の辛さを感じさせない。この食感を生かすため、マリネを作ってみることにした。
材料は、サラダ玉ねぎ1個、トマト1個、生ハム(今日はイタリアのものを用いた)
マリネ液は、白ワインビネガー(大さじ6杯)、オリーブオイル(大さじ3杯)、塩(小さじ1杯)、はちみつ(15グラム)、レモン(半分を搾る)を混ぜて作る。
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たまねぎとトマトは細切りにする。瑞々しさを保つために、サラダたまねぎは横方向に輪切りにする。トマトも同じように輪切りにする。
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たまねぎ、トマト、生ハムにマリネ液をからませ、一、二時間冷蔵庫で冷やす。
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2.ラム・ステーキ

メイン・ディッシュはラム・ステーキとした。これは、オリーブオイル、擦ったにんにく、ローズマリーでマリネし、一、二時間冷蔵庫で寝かしておく。
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マリネしたラムをオーブンで240度で25分間グリルする。

3.食卓に

今日のワインはちょっと贅沢をして、米国オレゴン産の2007年のピノ・ノワール(J.K. Carriere Pinot Noir Provocateur '07)である。
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マリネはこのように盛り付けした。
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ラム・ステーキの方は、胡椒をかけた後、岩塩に付けながら食べたが、ラムの臭みもなく、とてもおいしかった。ぎっくり腰になってから2週間、まだ、完全ではないが、一応、仕事もできるようになったので、快気祝いである。


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