bitterharvest’s diary

A Bitter Harvestは小説の題名。作者は豪州のPeter Yeldham。苦闘の末に勝ちえた偏見からの解放は命との引換になったという悲しい物語

マイヤー電子レンジ圧力鍋でポトフを作る

昨年の秋ごろ、東急ハンズでマイヤーの電子レンジ圧力鍋を格安で販売していた。そこで見たマイヤーのそれは、家で利用している圧力鍋とはずいぶんと趣を異にしていた。

家の圧力鍋は、ステンレス製で、厳つく、頑丈にできている。心して使わないと、とんでもない大きな事故が起こるよと警告しているようにも見える。そのためもあってか、圧力鍋を使うときは、こちらも構えて料理をする。

家の圧力鍋は重厚を好む北欧のイメージだが、マイヤーのそれは明るく軽やかな南欧のイメージだ。バーゲンで安くしていることもあって、手に取ってレジに向かおうとするところまで、興味をそそられたのだが、従来の圧力鍋のイメージとはあまりにも違うので、何かがあるのではと思いとどまって買うのを我慢した。

そうこうしているうちに、マイヤーの圧力鍋が店頭から消えてしまった。台所用品を売っている店に出くわすたびに探してみたが、あったとしても、バーゲンで見たような値段ではなかった。

2月に入って、長津田アピタで何となく雑貨屋を覗いた時に、雑然と並べられている台所用品の中に探し求めているものを見つけた。インターネットで、この製品のことについて詳しく調べた後だったので、躊躇なく一番小さいものを買った。
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購入したマイヤーの電子レンジ圧力鍋は合成樹脂製である。大きさは1.6リットル、重さは566ととてもかわいい。色もニューレッドで、ことらもなんともかわいいし、温かみがある。材料を入れて電子レンジで加熱するだけなので、調理も手軽である。

これを使って、いくつか試してみた。気楽な気持ちで使ったので、鳥のレバーをそのまま蒸したら、レバーを包んでいる皮がはじけて爆発し、圧力釜が電子レンジの中で横倒しになった。このような事件もあったが、便利に使っている。いくつかの料理を試していまたが、ポトフが最もおいしかったのでこれを紹介する。

ポトフには脂がのっていない肉の方が合うのでオーストラリア産牛肉のもも200gを使用した。野菜は、にんじん、玉ねぎ、キャベツ、ジャガイモをし用意した。
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肉は塩コショウをして、一口大よりは少し大きめに切って、カップ一杯の水とともに圧力鍋に入れた。電子レンジを600Wにして、圧力鍋を入れ、15分間加熱した。
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その間、キャベツは4分の一を使って、縦切りに2等分した。また、玉ねぎは小さかったので、全部を使うこととし、4等分にした。ジャガイモも皮をむいてこちらも4等分にした。にんじんは残り物であったが縦に厚切りにした。
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そうこうしているうちに、肉が出来上がった。ここで鍋のふちについているあくを取り除いておくのがコツである(鍋が白っぽく見えるのは湯気のせい)。
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これに野菜類とオレガノ、ビーフブイヨン、カップ一杯の水を加えた。
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圧力鍋を電子鍋に入れ10分間加熱した後、10分間蒸らした。
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最後に、食卓に並べておいしくいただいた。
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