伊東市では、夏になると、頻繁にどこかの海岸で花火大会が開催されている。その中で、最後を飾るのが、箸祭り花火大会である。箸の供養をするための祭りだそうだが、今年は8月22日(月曜日)に予定されていた。しかし、台風9号が伊東市を暴風圏に巻き込んだため、延期され23日(火曜日)に実施された。
8時半から9時までの30分間、伊東のオレンジビーチで行われた。最初の10分は、手筒花火であった。打ち上げ花火や仕掛け花火はこれまでに見たことがあるが、手筒花火は初めてであった。ウィキペディアで調べてみると、愛知県や静岡県で行われているようである。
手筒花火は、上半身裸の男衆が、1メートルほどの筒の中に火薬を詰めて、それを抱えながら火の粉を噴き上げる。勇壮だが危険も伴っている。恐らく、箸供養への奉納なのだろう。
写真をいくつか載せておこう。