2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧
6.4 モナド Haskellを学んだときに、多くの人がこれは何だろうと思ったのが、モナドだと思う。恐らくは入出力のところで出会ったことと思うが、なんでそのまま出力されないのと思ったことだろう。話はそれるが、昨年は、九州、東北、北海道にある縄文時代…
6.3 随伴 随伴は、圏論を代表する概念である。これは、「二つの圏が全く同じとは言わないまでもとても似ている」という考え方を与える。二つの圏\( \mathcal{C,D} \)が与えられた時に、\(LR=I_\mathcal{C}\)と\(RL=I_\mathcal{D}\)を満たすような関手\(L:…
6.1 圏の圏 中学に入学すると、算数に代わって数学という教科が登場する。計算問題が嫌いだった私は、嫌なことから解放してくれるような、楽しいパラダイムがきっと待ち受けているのだろうと、過剰に期待した。しかし、真っ先に学んだのは、三角形の合同…
散歩がてら、いつものようにJA横浜に立ち寄って、サラダ用の野菜を漁っていると、珍しく店員の方に、「この野菜、昨夜漬けたものですが、美味しいので食べてください」と声をかけられた。見ると外側だけでなく、中まで赤い根菜だ。カブと思って口に運んでみ…