2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧
8.8 Haskellでの実現例 Haskellは\( \mathbf{Hask} \)と呼ばれる一つの圏で構成されるため、二つの圏を必要とする随伴の例を見ることは少ない(往々にして、関手で\( \mathbf{Hask} \)圏の外に出てしまう)。しかし、積と関数はともに相手方への関手である…
8.7 モナドとしての随伴関手 今回は、随伴からモナドが導き出されることを示そう。二つの局所的に小さな圏\(\mathcal{C},\mathcal{D}\)において、関手の対\(R: \mathcal{C} \rightarrow \mathcal{D}, L: \mathcal{D} \rightarrow \mathcal{C}\)が次の条件…