bitterharvest’s diary

A Bitter Harvestは小説の題名。作者は豪州のPeter Yeldham。苦闘の末に勝ちえた偏見からの解放は命との引換になったという悲しい物語

2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

身近な存在としての量子力学(5):光合成(続き)

MathJax.Hub.Config({ TeX: { extensions: ["mhchem.js"] } }); 5.2 明反応(光合成) これまで、化学反応を中心に光合成を説明してきた。それでは、食物の葉の中では、細胞や分子のレベルでどのようなことが起きているのであろうか。これを説明するには…

身近な存在としての量子力学(4):光合成

MathJax.Hub.Config({ TeX: { extensions: ["mhchem.js"] } }); 5.光合成 新緑の季節になってきたが、この時期の植物はとても美しい。短い桜の花の時期を過ぎた後、淡い緑色が我々の心を和ましてくれる。最近は、桜の名所はどこも人出が多く、静かに楽しむ…

身近な存在としての量子力学(3):進化論

4.進化論 人間の進化の歴史をたどることは、歴史学と生物学を融合した新しい学問の領域への挑戦であり、興味が掻き立てられる。DNAの構造が簡単に分析できるようになったため、年代を追ってどのようにDNAが変化してきたのかが把握できるようになってきた。…

修善寺の虹の郷と御殿場の富士霊園で春を満喫

この時期は新しい学期の始まりで、平日に遊びに行くなどということは昨年までは許されなかった。退職した今年は、人が少ない時を狙って、また、一番よさそうな時に、春を楽しむことができる。12日から伊豆に出かけ、虹の郷でシャクナゲを、そして、帰り道…

真鯛の香草焼き

終業式と始業式のわずかな間を縫って孫たちが訪問してくれた。最近の子供たちは、ゲームに興じているため、会話というものがない。部屋にいるのかいないのかわからないような静けさで気味が悪い。一人だけ歳が離れた活発な5歳の幼児の子の動きだけが、家全体…

身近な存在としての量子力学(2):ヨーロッパコマドリ

3.ヨーロッパコマドリ 今では、地球上のどこに自身が位置しているのかは、GPSによって簡単に把握することができる。しかし、過去においては、それほど簡単なことではなかった。15世紀半ばから17世紀半ばにかけて、ヨーロッパ人がアフリカ、アジア、アメリ…