bitterharvest’s diary

A Bitter Harvestは小説の題名。作者は豪州のPeter Yeldham。苦闘の末に勝ちえた偏見からの解放は命との引換になったという悲しい物語

2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ボールの衝突をFunctional Reactive Programmingで表現する(4)

5.すり抜けるボール 衝突するプログラムをいきなり設計するのは、少し、手ごわいので、易しいものから、順番に組み立てていく。まずは、衝突を検知しないプログラムを作成する。これは、二つのボールが正しく動くことを確認するためのプログラムである。 …

ボールの衝突をFunctional Reactive Programmingで表現する(3)

4.追突するボールをプログラミングするために準備 先の記事で、一直線上を走る二つのボールでの追突後の速度を求めた。即ち、二つのボールの質量をそれぞれ\(m_1\),\(m_2\)、追突前の速度をそれぞれ\(v_1\), \(v_1\)とすると、追突後の速度はそれぞれ \(v'…

ボールの衝突をFunctional Reactive Programmingで表現する(2)

3.追突するボール 簡単な問題で本質をつかんで、一般的な問題に進むのが、常套手段である。特に、高校時代に勉強して以来何十年も力学系の問題などは解いたことはないので、その感覚を取り戻すためにも、簡単な問題を解く中でいろいろなことを観察するのが…

ボールの衝突をFunctional Reactive Programmingで表現する(1)

今年の夏は、気象庁の発表によれば、平年並みの暑さだったそうである。後半に入って、気温がずっと下がったせいだ。しかし、気温が下がり始めるのと同時にマレーシアに行ったものにとっては、この夏はずっと猛暑であったように感じている。とても、過ごしに…

クアラルンプール

8月23日から28日まで、国際会議で、クアラルンプールを訪問した。マレーシアに対しては、452メートルの高さを誇るペトロナス・ツインタワーを建設できるまでになった経済成長と、この国から日本に留学してくる学生がとても穏やかであるという印象を出発前に…