bitterharvest’s diary

A Bitter Harvestは小説の題名。作者は豪州のPeter Yeldham。苦闘の末に勝ちえた偏見からの解放は命との引換になったという悲しい物語

2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

早春の四国・中国旅行-城めぐり・備中高松城跡

城めぐりの最後の記事は備中高松城跡である。そこは知らないという人でも、羽柴(豊臣)秀吉が水攻めにした城と聞けば納得だろう。あるいは本能寺の変が起き、織田信長が自害したことを知った秀吉は、目にもとまらぬスピードで京へ引き返したが、その時に戦っ…

早春の四国・中国旅行-城めぐり・岡山城(烏城)

今度の記事は黒い城として知られている岡山城である。真っ黒いカラスになぞらえて烏城とも呼ばれる。この城の付近には旭川が流れていて、その流域には岡山、石山、天神山という三つの丘があった。戦国武将の宇喜多直家は、石山にあった城を手に入れて本拠地…

早春の四国・中国旅行-城めぐり・姫路城(白鷺城)

姫路城はよく知られているように日本を代表する城で、ユネスコの世界文化遺産に指定され、国宝でもある。是非見学したいと思ってはいたが、今に至るまで果たせずにいた。今回が初めての見学になるが、一緒に旅行する仲間から、ガイドをして欲しいと依頼され…

早春の四国・中国旅行-城めぐり・備中松山城(天空の山城)

大学時代の友人と姫路から淡路と讃岐を巡り、その後別れて、高校時代のクラスメートに案内されて岡山へと、全部で4泊5日の旅をした。これまでは旅行をしたときは経路に従って見学した場所を説明してきたが、今回はテーマごとに説明したいと思う。まずは今…

お台場の夜景を楽しむ

お台場に行った。それもフジテレビ本社の18階の食堂に行った。ここは夜景のきれいなところとして知られている。まずは写真から。中央左側の橋はレインボーブリッジ、左下の像は自由の女神像(ニューヨークの1/7のサイズ)。下半分のところに浮かんでいるのは屋…

江戸時代の学び方

歴史の同好会で年に一度の発表の時期が巡ってきた。昨年まではほぼ秋だったのが、今年はなぜか早春に回された。発表予定の順番が決まるのが12月も押し詰まった年末である。これまでは半年以上も時間をかけて構想を練ればよかったが、今年は短い期間の中での…

横浜北部で菜の花と桜を愛でる

先日、横浜市郊外の川和町で菜の花と桜がきれいに咲いている様子がテレビで紹介された。午前中になんとも消耗な会議に出席し、気が滅入ったので、憂さを晴らすべく帰りに立ち寄ってみた。場所は横浜市営地下鉄グリーンラインの川和駅で、2番出口からは目と鼻…

川崎市北部の五反田川に河津桜を見に行く

私が子供のころは、桜と言えば入学式と一緒に思い浮かべる光景だった。もう何十年も前になるが、この年は桜の開花が遅れて、4月12日に入学式をする大学に進学した私は、希望にあふれた祝いの日を、綺麗に咲きそろった桜に囲まれて寿いだ。しかし近頃は、気候…

日銀・東証を訪れる

あるグループの仲間と連れ立って、金融の中心である日本銀行と東京証券取引所を中心に、日本橋と兜町の界隈を散策した。東京駅の日本橋口に、通勤時間帯さなかでの集合であった。最近は通勤ラッシュの時間帯に出かけることはないので、どの程度の込み具合か…

證菩提寺の阿弥陀三尊像を鑑賞する

昨年の今頃、證菩提寺*1を紹介したが、その中で国の重要文化財の阿弥陀三尊像について簡単に触れた。その三尊像が横浜市歴史博物館の「横浜市指定・登録文化財展」で展示されている。しかも撮影もOKということなので、早速出掛けた。まずはお揃いのところか…