bitterharvest’s diary

A Bitter Harvestは小説の題名。作者は豪州のPeter Yeldham。苦闘の末に勝ちえた偏見からの解放は命との引換になったという悲しい物語

2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

身近な存在としての量子力学(1):MRI(磁気共鳴画像診断装置)

1.量子力学を学び始める 今年になってから、量子力学関係の本を多読した。いろいろなことが分かって、量子力学の中に潜んでいる数学の部分をHaskellで表現することに興味を抱いた。少し、長い連載の記事になると思うが、紹介してみたいと思う。といっても…

竹の子メバルとあさりのアクアパッツア

孫たちが明後日から泊まりに来るというので、彼らが所望してきたすき焼きの肉を大量に仕入れるために、近くのモールへ出向いた。ついでに、今日の夕飯にと魚を物色していたところ竹の子メバルに出会った。メバルという魚はよく知っているが、メバルの前に竹…

ギリシャの挽き肉料理:ムサカ

ギリシャはニュースに登場することは多いが、あまり芳しくない話題ばかりだ。最近では、トルコからドイツへ向かう難民の、最初のヨーロッパへ入る国として、混乱した状況が報道されている。また、数年前には、財政破たんでEUの体制を脅かしていた。ギリシャ…

マイヤー電子レンジ圧力鍋でポトフを作る

昨年の秋ごろ、東急ハンズでマイヤーの電子レンジ圧力鍋を格安で販売していた。そこで見たマイヤーのそれは、家で利用している圧力鍋とはずいぶんと趣を異にしていた。家の圧力鍋は、ステンレス製で、厳つく、頑丈にできている。心して使わないと、とんでも…

Reactive Bananaで学ぶリアクティブ・プログラミング(4)

6.時間 Reactive Bananaでは時間は連続的であるが、ここで説明しているモデルでは、時間は離散的である。モデルでは、時間は0で始まる自然数を用いて、次の様に定めている。 -- | Natural numbers (poorly represented). type Nat = Int -- | The FRP mode…

Reactive Bananaで学ぶリアクティブ・プログラミング(3)

5.音符をイベントに 最近は楽譜を作成するソフトには素晴らしいものがいくつかあり、わざわざ、Reactive Bananaを用いて楽譜を表そうとしても意味がないのかもしれない。しかし、現実の世界を関数型言語でどのように表すことができるのかを提示することは…

金目鯛の香草焼き

いつも行くモールで、小ぶりの金目鯛を売っていたので、どのような料理にするかを決めないまま、購入した。帰り道の車中で、和風にするか、洋風にするかで相談したが、なんとなく、和風で甘辛く煮つけにするかということになった。モールでは、もう一つ買い…

Reactive Bananaで学ぶリアクティブ・プログラミング(2)

昨日は退職者慰労会が催された。これで、本当に退職するのだなあという実感がわいてきた。家に戻って、退職後の仕事をする場所の整備に取り掛かった。主たる仕事は、文章を書いたり、プログラムを作成したりなので、まず最初にパソコン関係の設置を行った。…

Reactive Bananaで学ぶリアクティブ・プログラミング(1)

1.退職というイベント 2か月近くもブログが中断してしまったが、別れの季節の年度末を迎えたためである。多くの大学では卒業論文を課している。私が所属している大学も、そのようになっているので、追い込みとなる1月は、その指導に多くの時間がとられる。…