パウンドケーキは、小麦粉、バター、砂糖、卵を1ポンドずつ用いることから、その名がつけられたそうだ。1ポンドは454gだが、このまま作ると4本ぐらいのパウンドケーキができてしまうので、今日はそれぞれを100g用いることにする。卵は50gを少し上回るぐらいなので2個用いる。また、小麦粉は薄力粉にした。バターは品薄で入手しにくいので、
ケーキ用マーガリンを用いた。
材料と道具に登場してもらおう。料理よりも手間がかかるのが、型に入れるオーブンシート。型の内径に合わせて、四隅を切り抜き、ぴったりと入るように細工するのだが、神経を使う作業となる。
最初にする作業は、2個の卵を泡立てない程度に溶く。
次は、バターを電動ミキサーで練る。バターがミキサーにくっついてしまうが、気にする必要はなさそうだ。
これに砂糖は3回に分けて加え、そのつど電動ミキサーで練りこむ。
その次は、卵だ。これも3回に分けて行うが、電動ミキサーのスピードを速くして混ぜ合わせる。
最後は、薄力粉だが、これは一度に全部入れ、へらを垂直に入れて大きくかき混ぜる操作を繰り返す。入念に行いふんわりと弾力が出てきたら終了。
さらに、レーズンを加えて均等に混ぜる。
できた生地を型に入れる。真ん中を低めに、端の方が高めになるようにする。さらに、レーズンを上にものせた。
180度で余熱したオーブンで40分焼く。途中、15分経過したときに、果物ナイフを用いて縦に切れ目を入れる。このとき火傷をしないように、耐熱用のグローブで手を保護して行う。
また、表面が黒焦げになることを防ぐために、さらに10分ぐらい経過した時に、アルミホイルをかぶせる。
時間が来たら、竹串をケーキの真ん中あたりで刺し、抜いたときに生の生地がついてこないかを確認する。もし、そうであれば、もう少し焼く。
出来上がったら型をオーブンから取り出す。
2-3分おいて、型からパウンドケーキを取り出す。
夕飯の後、デザートとしておいしくいただいた。
今回はレーズンを用いたが、別のドライフルーツを入れてもよい。ただ、悩みはこれらが均等にパウンドケーキの中に納まらないことだ。薄力粉をつけるとうまくいくというブログの記事もあったが、もう少し、研究が必要だ。