bitterharvest’s diary

A Bitter Harvestは小説の題名。作者は豪州のPeter Yeldham。苦闘の末に勝ちえた偏見からの解放は命との引換になったという悲しい物語

暮れの忙しい時期に、AI仕立ての高級なスペアリブ

年末は、なにかと忙しい。子供の頃はこの時期になると、いつもお餅ばかり食べさせられていたと記憶している。新たな年を迎えるための準備に忙しかった母は、食事までは手が回らなかったのだろう。正月に向けて用意した餅を七輪で焼いて、三度三度、食べさせてくれた。正月を迎える楽しさがある一方で、食事のたびに嫌な時期が来たと感じていた。

今日紹介するのは、子供時代に味わった嫌な思い出を、懐かしい回顧にするための料理だ。調理の手間は具材を切るだけ、それにもかかわらず、レストラン並みの美味しい料理をサーブするというもので、題して「AI仕立ての高級なスペアリブ」である。

材料は、豚肉のスペアリブを除けば特殊なものはない。スープを作る手間も省くために、出来合いのソースを購入した。その他の材料は野菜。今回は、にんじん、じゃがいも、玉ねぎを用いた。
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野菜を、食べやすい大きさに切断した。
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スペアリブと野菜を、ソースに30分ほど浸した。ときどき袋を反転し、ソースがまんべんなく行き渡るようにした。
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このあとは電子オーブンレンジで焼くので、オーブン用の角皿に、材料を並べた。焦げそうな玉ねぎはアルミホイルの中に入れた。
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出来上がったところで、アルミホイルは蓋をした。
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電子オーブンレンジの下段に角皿をセットする。
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この電子オーブンレンジは東芝のER-VD7000で、「石窯おまかせ焼き」という便利な機能を有している。何を焼くのかをチェックすると、自動的に、焼き上げてくれる。
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焼き上がりはすばらしい。
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食卓に並べる。今回は、南オーストラリア・バロッサ産の辛口の赤ワイン(カベルネ・ソーヴィニヨン)と、最近人気が出てきているクランベリークリームチーズのパンと、インスタントのスープを添えて食した。
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今回レシピの名前を「AI仕立て」とした。この電子オーブンレンジはAIと言えるまでの技術レベルには達していないが、近い将来、どのような食材であっても、それに合わせて美味しく焼き上げてくれるときが訪れるであろう。そのような時代への期待を込めて、「AI仕立て」とした。味の方も、素晴らしく良かったので、満足している。