bitterharvest’s diary

A Bitter Harvestは小説の題名。作者は豪州のPeter Yeldham。苦闘の末に勝ちえた偏見からの解放は命との引換になったという悲しい物語

カリフォルニアからの贈り物:オレンジケーキ

ゴールデンウィークは非常事態宣言が発令され、うんざりとする中で巣ごもりをしている人も多いことだろう。私は3月の初旬ごろに断り切れないところから原稿を頼まれた。なんとかテーマを定め、そして下調べにと10冊近くもの関連書籍を読み、構想がおぼろげながらまとまり、文字化する作業にやっとたどり着いた。連休中はこのことに追われ、好むと好まざるとにかかわらず、巣ごもりだ。

Zoomでおしゃべりをしているカリフォルニアの友人から、またレシピが送られてきた。今度のレシピは妻あてなので、彼女がメインで、私がサブになって、挑戦することとした。頂いたレシピは6人前用である。アメリカでは多くの人たちのワクチン接種が終了し、日常生活が取り戻されつつある。知人宅でもお客さんを招き始めたと聞いていたので、そのために使ったレシピを送ってくれたのだろう。このようなことは我が家ではまだかなわないので、取り敢えず量を半分にして作ってみた。

材料: カッコ内の量は送られてきたレシピのもの。
・クッキングオイルスプレイ
・バター 100g (1カップ)
・グラニュー糖 240g (1 1/4カップ)
・卵 中2個 (大3個)
・オレンジ 1個 (2個)
・薄力粉 275g(2 1/2カップ
・塩 小匙1/8 (1/4)
重曹 小匙1/8 (1/4)
・ベーキングパウダー 小匙1/4 (1/2)

・粉砂糖 3/4カップ(1 1/2カップ)
・オレンジジュース 18cc(大匙2杯と小さじ1杯)

作り方
1) オーブンを170℃で余熱を始める。
2) 型にクッキングオイルをしっかりとスプレイしておく。
3) 大きなボールにバターとグラニュー糖をハンドミキサーでミディアムスピードでふわふわになるまで混ぜる。
f:id:bitterharvest:20210503114750j:plain
f:id:bitterharvest:20210503114819j:plain
4) 卵を加えてさらにかき混ぜる。
f:id:bitterharvest:20210503114847j:plain
f:id:bitterharvest:20210503114931j:plain
5) 水洗いしたオレンジを、半分ぐらい皮をそぎ落とし、6等分ぐらいに切り分け、フードプロセッサーで、ピューレ状になる前の、ほぼ粒がなくなるくらいまで、細かくする。
f:id:bitterharvest:20210503115008j:plain
6) 5)のオレンジを4)のボールに加え、さらに混ぜる。
7) 薄力粉と塩と重曹とベーキングパウダーを混ぜて、6)のボールに加えて、さっくり混ぜる。
f:id:bitterharvest:20210503115039j:plain
f:id:bitterharvest:20210503115115j:plain
f:id:bitterharvest:20210503115150j:plain
8) 型に入れる。
f:id:bitterharvest:20210503115221j:plain
9) オーブンで40分焼く。
f:id:bitterharvest:20210503115250j:plain
10) 型をオーブンから取り出して、ひっくり返して、皿の上にのせて冷ます。
f:id:bitterharvest:20210503115328j:plain
f:id:bitterharvest:20210503115405j:plain
11) 粉砂糖とオレンジジュースを小さなボールで混ぜる。
f:id:bitterharvest:20210503115433j:plain
12) ケーキの上から霧雨のように11)をかけて、糖衣をつける。
f:id:bitterharvest:20210503115503j:plain
13) 紅茶とともに頂く。
f:id:bitterharvest:20210503115533j:plain

カタチのよいケーキができ、ブランチにして美味しくいただいた。

読んでいて気がついた人も多かったことと思うが、グラニュー糖が実は半分になっていない。アメリカから送られてきたレシピとは別に、参考のためにネットで調べたレシピには240gとなっていたので、勘違いも手伝って、この量を用いたそうだ。もともとのアメリカのレシピには甘さ控えめとなっていたので、そのうたい文句のようにはなっていないが、日本のケーキ程度の甘さになっている。甘味を抑えたいときは、グラニュー糖は半分でよい。