bitterharvest’s diary

A Bitter Harvestは小説の題名。作者は豪州のPeter Yeldham。苦闘の末に勝ちえた偏見からの解放は命との引換になったという悲しい物語

カリフォルニアから来た知人と小石川後楽園を楽しむ

今年の桜は、いつもよりとても早く開花したものの、天気に恵まれることが少なく、楽しむことができず、残念な思いである。カリフォルニアから知人が来日していて、桜が綺麗な一番いい時期だと紹介しておいたのだが、彼らも落胆しているのではないかと心配している。前々から会おうと約束していた昨日(27日)は、晴れることはなかったが、桜を見るには曇りのまずまずの天気だった。

知人は甥の結婚式に出席するために来日した。甥御さんは、日本で働いているアメリカ人、仕事をしている中で日本人の女性と知り合い、ホテルニューオータニ神道により挙式した。最近はこのような結婚式が増えているようで、ホテルのホームページを開くと、神前での国際結婚の様子が動画で紹介されている。

知人は奥さんを伴っての今回が2回目の来日である。最初に訪れたのは2019年で、そのときはあらかじめ20時間の「日本の歴史」講座を履修してきたとのことであった。ちなみに彼の職業は弁護士。息子さんもそのお嫁さんも弁護士なので、弁護士一家である。彼らはアメリカ人の例にもれず、アクティブでチャレンジ精神に富んでいる。今回も、結婚式が終わった後、金沢に行き、能登半島をドライブして観光地巡り、松本にいる知人を訪ねて城巡り、我々と東京であった後、日光へと旅立った。

この日の午前中は、千鳥ヶ淵の桜が綺麗なので見学に行くとよいと教えてあげたので、すごい混雑の内で楽しんだようだ。飯田橋の馴染みの店でゆっくりとランチを取りながら会話を楽しんだ後、日光へ向かう前の短い時間を、小石川後楽園で散策した。ここの桜はそれほど本数は多くはないが、全ての種類が満開であった。




庭内の風景も、

桜を愛でようという日本人は千鳥ヶ淵靖国神社に行ってしまったようで、小石川後楽園は日本庭園を楽しもうという外国人観光客がいた程度で、静かな中を散策でき、とても良い再会の日であった。