bitterharvest’s diary

A Bitter Harvestは小説の題名。作者は豪州のPeter Yeldham。苦闘の末に勝ちえた偏見からの解放は命との引換になったという悲しい物語

ジューシーなターキーをクリスマスに楽しむ

昨年、ブライン液に浸して、ジューシーなターキーを食べることができたので、今年も、これを利用することにした。ただし、昨年は、塩だけしか利用しなかった。砂糖も一緒に用いるとよいという情報も得ていたが、甘くなるのも嫌だなと思い、塩だけでブライン液を作った。

しかし、最近になって、砂糖を用いると水分がより吸収されるという記事を見たので、昨年とは異なるブライン液を作ることにした。

今年も昨年と同じ大きさのミニ・ターキーを仕入れた。
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成城石井に電話をして、確保したのが、このターキーである。お店の方で解凍してくれたので、料理する前の日まで冷蔵庫に保存しておき、最終の夜は冷たい家事室に移した。

今年も、孫たちが23日が都合がよいというので、イブのイブにターキーを食べることにした。朝8時から、ブライン液を作り始めた。水3リットルに対して、塩と砂糖をそれぞれ150g加えた。
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バケツの中にビニール袋を二重にし、その中に、水、塩、砂糖を注入した。
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ターキーを袋から取り出すと、水が大量にこぼれる。これらの水は、本来、ターキーの中にあったものが、解凍に伴って流れ出てきたものだろう。ターキーの肉をぱさぱさにさせる要因だ。ターキーの重さを量ったら2.9Kgであった。
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これをブライン液の中に4時間ほど浸した。
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昼食後、ローストの作業に取り組んだ。ローストに使う材料は、以下の通りだ。
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ターキーに使う野菜は、臭い消しと出汁が主なので、手ごろな野菜を利用するのだが、今年はどの野菜も高く、屑野菜を用いたという気分にはならなかった。
野菜は、セロリ、ニンジン、キャベツ、玉ねぎ、パセリ、ローズマリーだ。さらに、ジャガイモを一緒に蒸かすことにした。

野菜を細かく切って、オーブン皿にもる(ジャガイモの姿も見えるが、これは、取り出して、後から、オーブンの中に入れた)。
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ブライン液から取り出したターキーはこのような感じ。
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重さをはかってみたら、3.0Kgであった。水分100gを吸ったことになる。昨年は、ブライン液の変化で吸われた水分の量を推定したが、正確ではなかったと思う。今年のほうが正しい量だ。
冷蔵庫に栗の瓶詰があったので、ターキーの内臓に栗を詰めた。
ターキーは、全身を塩胡椒して、オーブン皿にのせた。内臓から取り出した、首と砂肝も一緒にのせた。
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ターキーの上には、一箱のバターを手ごろな大きさに切ってのせた。
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オーブンを250度にし10分ほど焼いた。その後、温度を下げて焼く。低温の方がおいしく焼けるという記事を読んだので、去年より10度低くして、170度にした。ポップアップタイマー(写真の真ん中右上にある赤いもの)が上がってくるまで焼いた。これには、1時間40分要した。その間、20分おきぐらいに煮汁をターキーの上にかけた。なお、ジャガイモは、焼きすぎを避けるため、ターキーを焼き始めてから30分後にオーブン皿に加えた。

焼き上がりはこのような感じ。
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煮汁を利用して、ターキーにかけるスープを作る。濾した煮汁を鍋に移し、ローリエ一枚とマギーブイヨン一粒をくわえ、煮立ったところで、ウィスキー大匙一杯を加え、アルコールを飛ばして出来上がりだ。
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サラダやコーンスープやワインなどと一緒に、孫たちと一緒に5人で食した。
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ブライン液から出した後、ターキーは水洗いをしないで、そのまま用いたので、砂糖の甘みが心配であったが、だれも気にしなかった。
孫たちは成長期ということもあり、あっという間に食べられてしまったが、ジューシーで、とても美味しいターキーだった。