野菜に恵まれた季節なので、JAに立ち寄って珍しい食材をあさっていたら、針葉樹のように細い葉が目立つスティッキオに興味を惹かれた。ハーブの一種で、イタリア野菜のように見える。
ネットで調べると、トヨタ種苗が鱗茎があまり大きくならないように、フェンネルを品質改良したそうだ。鱗茎に価値がありそうなので、レシピを調べて、魚介類のマリネと豚肉巻きを作った。
マリネのために、近くのスーパーで刺身を購入。
スティッキオ1本を2mm間隔で斜め方向に細切りにし、たまねぎ1/4個を同じく2mm間隔で繊維を切るようにスライスした。
マリネの液は、酢大匙4杯、オリーブオイル大匙4杯、砂糖小匙1杯、塩小匙1/4杯、黒胡椒適量で作った。
容器に、魚介類の上に野菜、さらにもう一回繰り返して魚介類の上に野菜を積んだ。
上からマリネ液をかけ、容器に蓋をして、冷蔵庫で数時間寝かせた。
豚肉巻きは、鱗茎の束から一本一本外して、適当な長さに切断。
薄切りの豚肉に、小麦粉をまぶし、鱗茎に巻いた。
ニンニクひとかけを細かく切って、オリーブオイルで軽く焦がした。
その後、茎に巻いた肉を入れて焼いた。
それぞれお皿に盛って、アルゼンチン産のマルベック種のワインで、食した。
スティッキオは、臭みも無く、魚貝類と調和し、さらにはワインともよく合って、楽しむことが出来た。