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bitterharvest’s diary

A Bitter Harvestは小説の題名。作者は豪州のPeter Yeldham。苦闘の末に勝ちえた偏見からの解放は命との引換になったという悲しい物語

YampaとOpenGL(GLUT)で簡単なシューティングゲームを作成する―発射台を移動する(1)

1.概略

キーボードの利用の仕方を覚えたので、石の発射位置を右矢印キーと左矢印キーで変えられるようにする。ゲームのデモを見たほうが早いので、ゲームを行っているときのビデオを下に挙げておく(発射位置の設定が悪く、今回は鳥にうまく当たっていない。この結果を見て、次の試行では、発射位置を少し変えればよい。これまでのプログラムはゲームとは言えないものだったが、今回の新しい機能が加わったことで、はじめてゲーム的な要素が加味された)。

このビデオで、右矢印キーを押し下げるたびごとにと右側に0.5mずつ進む。左矢印キーを押し下げたときは反対側に同じように進む。発射位置を定めた後、PgUpキーを押し下げると石が発射される。

2.プログラム化

修正しなければならない場所は、石を発射させるまでの振舞いを記述した信号関数stayingBallだけである。この信号関数で、PgUpキーに加えて、右矢印きーと左矢印キーが押し下げられたかを検出する。右矢印キーが押し下げられた場合には、発射位置を0.5m右にずらす。左矢印キーが押し下げられた場合にも同様の処理をする。その後、どちらの場合にも、新たな位置を入力としてstayingBallを実行する。

なお、イベントが3種類あるので、どのイベントが発生したかがわかるようにする必要がある。そこで、イベントからの戻りに対しては、イベントの番号を教えるnoを用意した。これによって、イベントが発生したときにswitchで切り替わる信号関数が確実に得られるようになった。

プログラムは次のようになる。比較のため、変更前も一緒に挙げた。

stayingBall :: Pos -> Vel -> SF ObjEvents (Pos, Vel)
stayingBall pos0 vel0  = switch (flyaway pos0 vel0) (\ (pos, vel, no) -> if no == 3 then bouncingBall pos vel else stayingBall pos vel)
  where
    flyaway :: Pos -> Vel -> SF ObjEvents ((Pos, Vel), Event(Pos, Vel, Integer)) 
    flyaway pos0' vel0' = proc input -> do
      rec
        evt1 <- edge -< isEvent (rightEvs (oeInput input))
        evt2 <- edge -< isEvent (leftEvs (oeInput input))
        evt3 <- edge -< isEvent (upEvs (oeInput input))
      returnA -< ((pos0', vel0'), if evt1 /= NoEvent then evt1 `tag` (((fst pos0') + 0.5, snd pos0'), vel0', 1)
                                  else if evt2 /= NoEvent then evt2 `tag` (((fst pos0') - 0.5, snd pos0'), vel0', 2)
                                       else evt3 `tag` (pos0', vel0', 3))   
{--  
stayingBall :: Pos -> Vel -> SF ObjEvents (Pos, Vel)
stayingBall pos0 vel0  = switch (flyaway pos0 vel0) (\ (pos, vel) -> bouncingBall pos vel)
  where flyaway pos0' vel0' = proc input -> do
          rec
            evt <- edge -< isEvent (upEvs (oeInput input))
          returnA -< ((pos0', vel0'), evt `tag` (pos0', vel0'))
--}

なお、鳥が飛ぶ立つ位置よりも石の発射場所が右側にあることを想定し、石が鳥に当ることが起こりえるように、先のデモでは、mainに記載される鳥の速度を4から6に変更した。