bitterharvest’s diary

A Bitter Harvestは小説の題名。作者は豪州のPeter Yeldham。苦闘の末に勝ちえた偏見からの解放は命との引換になったという悲しい物語

バターナッツかぼちゃの美しい姿を楽しめるローストに挑戦

お店でバターナッツかぼちゃを見つけた。昨年はハローウィンの頃だったので、今年は随分と店に出てくるのが早い。
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前回はこれを用いてポタージュを作った。形が変わっているので、料理を作っているときは、みんなの興味を引いたが、いざ、出来上がってみると、良く出回っているカボチャで作ったポタージュとの間で決定的な差がなく、違いを強調することができなかった。

そこで、今年は形の違いを強調した料理を試みることにした。もちろん、バターナッツかぼちゃの味も楽しめる料理だ。しかも、この料理は、時間はかかるが、手間がかからないという利点もある。バターと砂糖をのせてオーブンに入れるだけだ。

かぼちゃは皮が固く包丁の刃先が滑らないように気を遣うが、バターナッツかぼちゃは柔らかい。簡単に包丁が入るので助かる。まず、半分に切る。
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種子をスプーンで取り除く。
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それぞれにバター30gを種を取り除いたところに加える。そのあと、それぞれに砂糖大匙3杯をまぶす。
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オーブンを190度に予熱する。
オーブン皿にバターナッツかぼちゃをのせる。調理後の洗う手間を少なくするために、アルミホイルを下にひく。
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オーブンで1時間ほど焼く。途中香ばしいにおいがしてくる。焼き上がりはこのような感じ。
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種子が入っていたところに甘い汁がたまっている。これをこぼさないようにして、全体を皿に移して食す。
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バターナッツかぼちゃの食感は柿に似ている。ローストした後でもこの感触は残っていて楽しむことができる。ローストしたバターナッツかぼちゃはとても柔らかく、スプーンで簡単に身をすくうことができる。驚いたことに、表皮がとても薄い。紙の厚さくらいしかない。すべてが果肉と言ってもよいくらいなので、食べたあと何か得したような気分になった。