日本料理のレシピを紹介して欲しいとアメリカから依頼が来た。いろいろ考えた末に、我が家に伝わるスープと、アメリカ人には人気が高い鳥の照焼き、そして付け合わせの簡単サラダピクルスを送ることにした。ここで紹介するのは、最初のものだ。私が好きな料理ということで、私の母から妻に伝えられた料理である。妻に伝えられているので、作ってもらうことにし、今回は横で写真を撮るだけだ。
まずは材料だ。主役は豚ひき肉とねぎ(玉ねぎも加えるとさらに良い)とコーンの缶詰である。脇役は生姜で、ピリリとした優雅な味を醸しだしてくれ、欠かすことができない材料である。
材料
1) 豚ひき肉:100g
2) ねぎ:1本
3) 玉ねぎ:1/4
4) 生姜:1片
5) 水:1000cc
6) マギーブイヨン:3個
7) コーン缶詰:435g
8) 塩と白コショウ:少々
9) 片栗粉またはコーンスターチ:少々
本番に入る前の下ごしらえをしておこう。
1)ねぎは小口切り、
2)玉ねぎをみじん切り(今回は使わなかったが、味が良くなるので加えることをお勧めする)、
3)生姜はすりおろし、
それでは、本番に移ろう。
1)鍋にサラダオイルを熱し、豚ひき肉とねぎと玉ねぎと生姜を加えて炒める。
2)水とマギーブイヨンを加えて、沸騰させる。
3)沸騰したら灰汁を取り除く。
4)コーン缶を加える。
5)塩、胡椒で味を調える。
6)片栗粉を水で溶き、とろみをつける。(ポイント:必ず沸騰したところに加え、かき混ぜながら1分加熱)
出来上がったスープをカップに入れて、食卓へと運ぶ。
子どもの頃から慣れ親しんだ味で、とても美味しく頂くことができた。アメリカ人の彼らにも、気に入ってもらえると嬉しいのだが、あとで感想を聞いてみることにしよう。